生まれ落ちた空で…
生まれ落ちた空で…
管理人の徒然なるままに投下してます。
※次回キリ番→2000※
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ルクアシュ?
後半裏っぽい
『黒サンタ』
華やかなイルミネーションが屋敷を彩り、沢山のプレゼントが次々と運ばれてくる。
今日はクリスマス。
何時も静かな屋敷の中も皆どこか浮かれてそわそわしている。
何時もより豪勢な食事に笑顔な母上、母上に微笑みかける父上との家族の穏やかな時間に、暫し日常を忘れた。
偽りの笑顔を浮かべる自分。こんなに暖かい時間さえ心は冷え切ったままだ。
クリスマスが終わればまた日常が始まる。
実験。苦痛。孤独。
赤や緑と彩られた飾りを片せば、色のない世界。
サンタクロースを待つ子供のように心を踊らせることなど、とうの昔に忘れてしまった。
寂しさに蓋をして、孤独を包んで、痛みに目を背けて、偽りの仮面を被る。
よい子にはサンタクロースからプレゼントが貰えると言うのなら、嘘ばかりの自分は“よい子“には成れない。
嘘ばかりの自分は“悪い子“なんだろう。
そうに決まっている。
皆が寝静まったクリスマスの夜、ソレは現れた。
「メリークリスマス」
闇夜に溶ける真っ黒な服に、赤い髪。窓から現れたソイツは萎んだ大きな袋を持って微笑んでいた。
「不審者か、サンタのつもりか?」
「そう、サンタクロースだよ」
「サンタなら赤い服を着たらどうだ」
フンと鼻で笑うと、自称サンタクロースは笑みを深めた。
「これでいいんだよ。俺の衣装は間違って無い」
一歩、一歩と俺が寝ているベットへと近付いてくるが、不思議と恐怖や不安は無かった。
それは、闇夜に光る自称サンタクロースの綺麗な緑色の瞳のせいか、またはでかいなりをしていて、子供のような純粋な笑みのせいか、はたまた両方か、 身動きも出来ず俺はソレに魅入られていた。
「さぁ、“ルーク“。 君が欲しいのは何?」
萎んだ袋を差し出され、微笑むサンタクロース。
欲しいものをくれるサンタクロースは、そのプレゼントを袋から取り出し子供に渡す。
その袋は何時もパンパンで隙間も無い。
差し出される袋をジッと見つめ、サンタクロースを見上げる。
「俺の…欲しいのは」
「 」
黒いサンタクロースが嬉しそうに笑ったのが見えた。
部屋に残ったのは僅かに残った暖かいベットと、開け放たれた窓だけだった。
そして、クリスマスが明けた次の日、いつもは静かな屋敷中音が鳴り止むことは無かった。
赤いサンタはプレゼント。
黒いサンタはプレゼント。
貰うか貰われるかは君次第…。
現れた赤い髪の黒いサンタ。闇夜に消えるその背にはパンパンに成った袋が揺れていた。
クリスマスにサヨナラ
日常にサヨナラ
END
補足すると、そのままの体(乖離無し)ままで逆行して、クリスマスに扮して子アッシュ(ルーク)を攫う話。最初はヴァンにレプリカを作られないように見守っているだけだったのですが、アッシュの様子に居てもたっても居られず行動を起こした。
キムラスカは捜索しますが、見つかりません。ヴァンも大切駒がなくなり捜索に加わりますが、見つかりません。
未来から来たルークと国のやり方を知る子アッシュは本気を出せば身を隠すなどお手の物。もしくはローレライも絡んでいると良い。
その後な赤毛ズ ↓ ちみっと裏要素あるので注意。
自称サンタに浚われてから数年、不思議な結界が張られているという小さな家に俺はいた。
自称サンタ曰わくサンタは未来の世界の住人で、俺を助けに戻ってきたらしい。名前が俺と同じなのに驚いたが、不思議と嫌悪感は無かった。黒い衣装を脱ぎ、白い服を着た微笑むコイツを見たら自分よりよっぽど“ルーク“が合ってるじゃないかと思ったくらいだ。
良い機会だし、違う名を考え“灰“の名にした時に泣きそうな顔をしたルークに抱き締められた。余りにも強く抱き締めるものだから、その温もりに泣いてしまった。うれし泣きなんて初めてだった。
俺は今、自称サンタ改め、ルークと暮らしている。
「メリークリスマス、アッシュ」
「メリークリスマス、ルーク」
2人で作ったケーキと好物のチキンを囲みクリスマスを迎えるのは何度目になるだろうか?あの日以来屋敷には帰っておらず、風の噂で預言厳守だったキムラスカが預言に対し疑心になり、預言に頼らない国に成りつつあるという。そして近々マルクトと和平条約を結ぶと噂されていた。17に成った時だった。
「大きく成ったよなアッシュ」
「当たり前だ、絶対お前よりでかくなってやる」
「え~それはやだなぁ。アッシュはこれぐらいが良いよ」
ぎゅうっと抱きしめられ、以前よりかは縮んだものの、まだ頭一個ぐらいの差が俺達にはあった。数年の間に感情が面にでるように成ってからというものの、過剰なルークのスキンシップに毎回いたたまれなくなる。
可愛いと、額にキスをされればモヤモヤとした気持ちが胸を占めた。
「アッシュ顔真っ赤!可愛い~」
「ルーク!」
後ろから抱きしめられていたのを振りほどき、文句を言おうと見上げたら、音もなくハラハラと涙を零すルークの姿があった。
「ホント、…でかくなりやがって…っぅ」
「ルーク?」
名を呼べば、また涙が一筋流れた。
暫く泣くと、今度は正面から抱きしめられ、後ろめりに成った足取りはそのまま俺のベットに倒れ込んだ。
見つめ合えば、吸い寄せられる熱い唇に暖かい火が灯る。求め合うように繰り返す口付けに、息が上がるがお互い止めようとはしない。
愛を囁かれれば、答えの代わりにキスを贈る。
気付いた思いをさらけ出せば、後は理性や思考など不要だ。
求めて、求め合って、繋がった思いはお互いに笑みを呼んだ。
平和な世界で俺達は一つに成った。
クリスマスを明ければ、変わらないけど少し変わったけれど幸福な日常がやってくる。
-後書き-
よい子には赤い服来たサンタがプレゼントを持ってきますが、悪い子にはお仕置きしに黒い服をきたサンタ(?)がくるらしい。サンタ双子説。
メリークリスマス!!
後半裏っぽい
『黒サンタ』
華やかなイルミネーションが屋敷を彩り、沢山のプレゼントが次々と運ばれてくる。
今日はクリスマス。
何時も静かな屋敷の中も皆どこか浮かれてそわそわしている。
何時もより豪勢な食事に笑顔な母上、母上に微笑みかける父上との家族の穏やかな時間に、暫し日常を忘れた。
偽りの笑顔を浮かべる自分。こんなに暖かい時間さえ心は冷え切ったままだ。
クリスマスが終わればまた日常が始まる。
実験。苦痛。孤独。
赤や緑と彩られた飾りを片せば、色のない世界。
サンタクロースを待つ子供のように心を踊らせることなど、とうの昔に忘れてしまった。
寂しさに蓋をして、孤独を包んで、痛みに目を背けて、偽りの仮面を被る。
よい子にはサンタクロースからプレゼントが貰えると言うのなら、嘘ばかりの自分は“よい子“には成れない。
嘘ばかりの自分は“悪い子“なんだろう。
そうに決まっている。
皆が寝静まったクリスマスの夜、ソレは現れた。
「メリークリスマス」
闇夜に溶ける真っ黒な服に、赤い髪。窓から現れたソイツは萎んだ大きな袋を持って微笑んでいた。
「不審者か、サンタのつもりか?」
「そう、サンタクロースだよ」
「サンタなら赤い服を着たらどうだ」
フンと鼻で笑うと、自称サンタクロースは笑みを深めた。
「これでいいんだよ。俺の衣装は間違って無い」
一歩、一歩と俺が寝ているベットへと近付いてくるが、不思議と恐怖や不安は無かった。
それは、闇夜に光る自称サンタクロースの綺麗な緑色の瞳のせいか、またはでかいなりをしていて、子供のような純粋な笑みのせいか、はたまた両方か、 身動きも出来ず俺はソレに魅入られていた。
「さぁ、“ルーク“。 君が欲しいのは何?」
萎んだ袋を差し出され、微笑むサンタクロース。
欲しいものをくれるサンタクロースは、そのプレゼントを袋から取り出し子供に渡す。
その袋は何時もパンパンで隙間も無い。
差し出される袋をジッと見つめ、サンタクロースを見上げる。
「俺の…欲しいのは」
「 」
黒いサンタクロースが嬉しそうに笑ったのが見えた。
部屋に残ったのは僅かに残った暖かいベットと、開け放たれた窓だけだった。
そして、クリスマスが明けた次の日、いつもは静かな屋敷中音が鳴り止むことは無かった。
赤いサンタはプレゼント。
黒いサンタはプレゼント。
貰うか貰われるかは君次第…。
現れた赤い髪の黒いサンタ。闇夜に消えるその背にはパンパンに成った袋が揺れていた。
クリスマスにサヨナラ
日常にサヨナラ
END
補足すると、そのままの体(乖離無し)ままで逆行して、クリスマスに扮して子アッシュ(ルーク)を攫う話。最初はヴァンにレプリカを作られないように見守っているだけだったのですが、アッシュの様子に居てもたっても居られず行動を起こした。
キムラスカは捜索しますが、見つかりません。ヴァンも大切駒がなくなり捜索に加わりますが、見つかりません。
未来から来たルークと国のやり方を知る子アッシュは本気を出せば身を隠すなどお手の物。もしくはローレライも絡んでいると良い。
その後な赤毛ズ ↓ ちみっと裏要素あるので注意。
自称サンタに浚われてから数年、不思議な結界が張られているという小さな家に俺はいた。
自称サンタ曰わくサンタは未来の世界の住人で、俺を助けに戻ってきたらしい。名前が俺と同じなのに驚いたが、不思議と嫌悪感は無かった。黒い衣装を脱ぎ、白い服を着た微笑むコイツを見たら自分よりよっぽど“ルーク“が合ってるじゃないかと思ったくらいだ。
良い機会だし、違う名を考え“灰“の名にした時に泣きそうな顔をしたルークに抱き締められた。余りにも強く抱き締めるものだから、その温もりに泣いてしまった。うれし泣きなんて初めてだった。
俺は今、自称サンタ改め、ルークと暮らしている。
「メリークリスマス、アッシュ」
「メリークリスマス、ルーク」
2人で作ったケーキと好物のチキンを囲みクリスマスを迎えるのは何度目になるだろうか?あの日以来屋敷には帰っておらず、風の噂で預言厳守だったキムラスカが預言に対し疑心になり、預言に頼らない国に成りつつあるという。そして近々マルクトと和平条約を結ぶと噂されていた。17に成った時だった。
「大きく成ったよなアッシュ」
「当たり前だ、絶対お前よりでかくなってやる」
「え~それはやだなぁ。アッシュはこれぐらいが良いよ」
ぎゅうっと抱きしめられ、以前よりかは縮んだものの、まだ頭一個ぐらいの差が俺達にはあった。数年の間に感情が面にでるように成ってからというものの、過剰なルークのスキンシップに毎回いたたまれなくなる。
可愛いと、額にキスをされればモヤモヤとした気持ちが胸を占めた。
「アッシュ顔真っ赤!可愛い~」
「ルーク!」
後ろから抱きしめられていたのを振りほどき、文句を言おうと見上げたら、音もなくハラハラと涙を零すルークの姿があった。
「ホント、…でかくなりやがって…っぅ」
「ルーク?」
名を呼べば、また涙が一筋流れた。
暫く泣くと、今度は正面から抱きしめられ、後ろめりに成った足取りはそのまま俺のベットに倒れ込んだ。
見つめ合えば、吸い寄せられる熱い唇に暖かい火が灯る。求め合うように繰り返す口付けに、息が上がるがお互い止めようとはしない。
愛を囁かれれば、答えの代わりにキスを贈る。
気付いた思いをさらけ出せば、後は理性や思考など不要だ。
求めて、求め合って、繋がった思いはお互いに笑みを呼んだ。
平和な世界で俺達は一つに成った。
クリスマスを明ければ、変わらないけど少し変わったけれど幸福な日常がやってくる。
-後書き-
よい子には赤い服来たサンタがプレゼントを持ってきますが、悪い子にはお仕置きしに黒い服をきたサンタ(?)がくるらしい。サンタ双子説。
メリークリスマス!!
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